1953-07-03 第16回国会 参議院 農林委員会 第9号
○参考人(鶴田亀男君) 只今委員長から御指名頂きました農林中金の鶴田でございますが、只今開拓融資の金利の問題について御質問がございましたので、お答えを申上げたいと思うのでありますが、私のほうの金利体系は多少複雑になつておりますので、一応その仕組から申上げませんとおわかりにくいかと思いまするので、一応御説明をさして頂きまして、併せてお答えを申上げたいと思うのでありますが、今私のほうの金利で特殊の扱いをやつておりますのは
○参考人(鶴田亀男君) 只今委員長から御指名頂きました農林中金の鶴田でございますが、只今開拓融資の金利の問題について御質問がございましたので、お答えを申上げたいと思うのでありますが、私のほうの金利体系は多少複雑になつておりますので、一応その仕組から申上げませんとおわかりにくいかと思いまするので、一応御説明をさして頂きまして、併せてお答えを申上げたいと思うのでありますが、今私のほうの金利で特殊の扱いをやつておりますのは
○説明員(野田哲五郎君) 只今開拓者の営農の状況を概観してみますると、大体三分の一程度は安定した段階に入つているのではないかと思つております。それから後の三分の一程度が、これは安定、不安定の境にある、いわゆる小康状態にあるかと思います。それから後の三分の一が危険線にあると、かように考えております。
尚この際附加えさして頂きたいと思いますのは、只今開拓者安定度のを三分の一、三分の一というふうに区分けして申したのでありますが、開拓者の営農の趨勢を見ますると、急速に営農成績が上昇しておるであります。
で只今開拓者で住宅がなくて困つておりますのは、開拓の初期におきまして非常に多数の人値の計画をいたしましたが、住宅につきましては極めで内輪の補助しかなかつた。
○岡田宗司君 開拓の問題につきまして、只今開拓局長からの御説明によりますと、それらのものは一万二千戸であるというお話でございますが、これは非常に僅少に過ぎると思うのであります。尚今後開拓員が新たに入植いたしました場合に、その営農資金というものが物價騰貴の関係で非常に大きくなるであろうということが予想されるのであります。それらを勘案いたしまして、今次の開拓計画では極めて小さいのである。
○北村一男君 只今開墾の最も大きな弊害は、國營開墾は只今開拓局長の仰せのように、比較的公平の調査をなさいまするが、小開墾、つまり土地の農地委員會で地方の者が申請するのを許可することによつて起きまする小開墾が一番弊害が多いので、この弊害には堪えない町村が相當あるわけでございます。これは開拓局の御所管ではございませんですか。
○河井彌八君 只今開拓に關する根本方針について御説明を伺いまして、その點は諒といたしました。ただこれを實行しまする場合に、各地方廳或いは各地方において、本當に農林大臣の、政府の意向を體して正直にこれが行われるかということは、隨分實際に喰い違いが多く起きるのでありますから、それらの點について十分注意して頂きたい。
○寺尾博君 只今開拓局長から具體的な事例のお話を伺つて大變に參考になると考えております。この種の調査資料は開拓の研究上非常に參考になるものでありますが、現在までの調べによつて謄寫なり或いは印刷物の程度に調べができておれば尚更宜しいのでありますが、そういう資料を提出して頂くことができましたらお願いいたします。